こんにちは、ゆきです。
今回、お家で親子で出来る運動不足解消、ストレス発散をして楽しい時間を過ごせる遊びを紹介します!
運動するなら、子どもの運動能力が上がるものにしたいと思い、厳選して5つ選びました。
(こちらに同内容の動画も撮っておりますので、文章を読むのが面倒くさい方はこちらからどうぞ。)
1.一本橋
https://youtu.be/ac_LMW_mqaA
2.座布団リレー
https://youtu.be/oktOoBxOq0c
3.雑巾スケート
https://youtu.be/GdJi_0k_qFM
4.みずぐもの術
https://youtu.be/Jj3tiFP_HRE
5.手押し車
https://youtu.be/DxJii3VRLp0
『一本橋』~子供の遊び・運動スキルアップ~
【やり方】
ビニールひもや、養生テープなど床を傷つけない素材を3〜5m準備して床に貼り付けます。
その上を歩いて遊びます。
右足を出す時、右足のかかとと左足の指が接するように出します。
左足を出すときも同様で、左足のかかとと右足の指が接するように出します。
こうすることで、よりバランス感覚が必要となります。
遊び方
【その1】
始めは、ゆっくり落ちないように気をつけて歩きます。
徐々にタイムを測りながら競います。
【その2】
通り道に紙コップやペットボトルを立てて、倒さないように股越します。
本数を増やしたり、数本くっつけて立て、よりバランス感覚や足指で踏ん張る機会を作って遊びます。
【その3】
両手で紙コップを乗せたトレーを持ち、倒さないようにして歩いて遊びます。
苦手な子どもの理由と楽しめるやり方
【苦手な理由】
・バランス感覚が低い
・お腹周りの筋肉が弱くて、姿勢を保てない
・足の指で踏ん張る力が弱い
【楽しめる方法】
足のかかとと足の指が離れても、線の上を歩くだけでOKとしてあげます。
また、大人が前から両手を繋いであげて歩き、次に横から片手だけ繋いで歩くように関わってください。
『座布団リレー』~子供の遊び・運動スキルアップ~
【やり方】
3通りあります。
その1:正座
座布団の上で正座をして、両手を床につき、手でこいで進みます。
その2:体操座り
座布団に体操座りをして、座布団の端を両手で持ち、足を座布団から出して床に着き、膝の曲げ伸ばしで前に進みます。
その3:うつ伏せ
お腹の部分を座布団に乗せてうつ伏せになり、手足を使って進んだり、足だけ使って進んだり、手だけを使って進んだりして遊びます。
遊び方
宝物と称して、カードやぬいぐるみを床にバラバラに置いて集めて遊びます。
上記は、ロンデーというブロックをバラまいて、言われた色を拾う遊びをしています。
ゴールを決めて二人で勝負したり、タイムを競って遊ぶのも楽しいのでやってみてください。
苦手な子どもの理由と楽しめるやり方
【苦手な理由】
・お腹周りの筋肉が弱い
・手足の力が弱い
・どういう風に手や足を動かしたら進むのか分からない
・体重を前にかけることができない
【楽しめる方法】
大人が前から手を繋ぎ、引っ張ってあげる。
徐々に大人が握らず、子どもが握り続けて進むようにしていく。
慣れてきたら、今度はタオルを両手で握らせ、そのタオルを大人が引っ張ってあげるのも良いです。
『雑巾スケート』~子供の遊び・運動スキルアップ~
足の指で踏ん張るので、よくこける子は転けにくくなったり、転けてもパッと手で支えることができるようになります。
【やり方】
タオルを2枚用意します。雑巾でOKです。
タオルを2枚とも雑巾のサイズに折ります。
右足、左足を乗せ準備OKです。
左右交互にすり足しながら進みます。
すり足で出す一歩の幅をできるだけ広げるのがポイントです。
遊び方
【その1】
部屋の中を好き勝手に移動して遊びます。
【その2】
二人で一緒にスタートしたり、タイムを競って遊びます。
【その3】
障害物を所々に置いて、避けながら競争します。
苦手な子どもの理由と楽しめるやり方
【苦手な理由】
・左右への体重移動がむずかしい
・片足立ちが苦手
・歩幅が小さい
・バランスをとることが苦手
・足の指に体重をかけて踏ん張ることが苦手
【楽しめる方法】
・雑巾でむずかしいときには、靴下からはじめる
・ゴールにペットボトルなど倒すおもちゃを置いて遊ぶ
・ゴールまでの距離を短い距離から始める
『みずぐもの術』~子供の遊び・運動スキルアップ~
【やり方】
ダンボールを40cm角ぐらいの大きさを2枚用意します。
スタート地点でダンボール一枚置いてその上に立ちます。
「用意スタート!」でしゃがんで、手に持ったダンボールを前に置き、そのダンボールへ移動。
そして、最初にいたダンボールを拾い、進行方向へ置いてそこへ移動します。
これを繰り返してゴールまで行きます。
この時足の指は、常に進行方向を向いた状態で、体をひねって後ろのダンボールを拾うようにすることがポイントです!
遊び方
私はよく、「忍者の修行!」として子どもたちと遊ぶと大盛り上がりです。
二人で競争したり、タイムを競って遊びます。
苦手な子どもの理由と楽しめるやり方
【苦手な理由】
お腹周りの筋肉が弱いと体をひねる動きが難しいため、バランスを崩したり、足も一緒に後ろを向くようにして振り返ります。
【楽しめる方法】
初めは足も一緒に後ろを向くでもOKです。
遊び方を子どもが理解したら、ダンボールに足形を描いてあげます。
その時右足と左足の間を開けてあげてください。そうするとバランスが取れやすいです。
足型に足を合わせるように声掛けしてあげると、体をひねる動きが出やすいです。
『手押し車』~子供の遊び・運動スキルアップ~
他にも、腕で支える力がアップするため、マット運動や鉄棒するための基礎的な筋力がつきます。
目的物を置くと、目で探したり、両目で見ながら近づくので寄り目など、目の運動のコントロールが上手になります。
遊び方によって、ワーキングメモリも鍛えられます!
【やり方】
1.子どもに両手を床につかせる。
2.子どもの足首を持ち、後ろに持ち上げる。
3.子どもに股関節と膝を伸ばさせたらできあがり!
遊び方
【その1】
手押し車で子どもの好きな方向へ歩く。
【その2】
紙コップやペットボトルをあっちこっちに並べて手押し車で歩いて倒しまくります!
ボーリングに見立てて遊ぶのも良いですよ。
【その3】
紙コップやペットボトルにそれぞれ数字や色紙を貼ってランダムに並べます。
大人が「7.8.2」や「赤、緑」と言って、倒すペットボトルを指定して順番に倒して遊びます。
倒す紙コップやペットボトルを徐々に増やすと「ワーキングメモリ(耳で聞いて覚えて作業する力)」もアップします!
苦手な子どもの理由と楽しめるやり方
【苦手な理由】
・筋肉の柔らかさを持っている。
・力を入れ続けることが苦手で、肘がカクンと折れてしまったり、膝が曲がってしまったり、体幹が真っ直ぐ保てず、背中が窪んでお腹が床につきそうになる。
【楽しめる方法】
大人が支える場所です。
足を持って肘が曲がったり体全体がグニャグニャしている時には、骨盤をギュッと持ってあげます。
この姿勢でぐらつきがなくなってきたら、太もものところを持ってあげます。
更にぐらつきがなくなったら膝…と徐々に足首の方向へ持つ場所を変えて行ってあげてください。
そして、苦手な子どもさんは、「好きに歩こう」とするよりも、「ペットボトルを全部倒そう!」と少なめにペットボトルを立てて目的を作った方が成功体験になります。
それを一本ずつ増やすと、より達成感を感じてくれるので楽しめます!
今回は「お家でできる子供の遊び・運動スキルアップ5選」について紹介させていただきました。
子どもさん一人一人能力も個性も違いますが、子どもの能力の中で「楽しめる遊び」にする事が大切です。
楽しめるから、成功体験や自信につながりますので、子どもさんにあった設定で遊んでいただけると幸いです。
ぜひお家で遊んでくださいね。