【簡単!】身近にある道具の工夫で『鉛筆の持ち方』を矯正!劇的改善

鉛筆の持ち方矯正 子育て・育児

こんにちは、ゆきです。

今回は、鉛筆を正しく持つために「どのような癖の方にも有効な道具の工夫」についてお話しさせていただきます。

 

こちらに同内容の動画も撮っておりますので、文章を読むのが面倒くさい方はこちらからどうぞ。

市販のグリップについて

市販のグリップ

まずですね、市販に売られているグリップについてお話ししたいと思います。

いろいろなメーカーから鉛筆の補助具として「これいいな!」と思うものがたくさん販売されていますが、

「折角買ったのに、指が届かない(指が入らない)」

ということをよく聞きます。

穴に指を入れるタイプや引っ掛けるタイプなど、様々あるのですが、大切なのは子どもの指のサイズに合ったものを選ぶということです。

 

子どもさんの指がズレることなく、しっかり指にフィットしているものを使用しないと、グリップを使うことで余計に鉛筆の持ち方が悪くなります。

また、グリップは複雑な形をしているものもあるので、『子どもさん自身で指の合わせ方を理解しているか?』をきちんと確認してください。

決まった所にちゃんと指を持ってくると、とても使いやすいのですが、「一度鉛筆を机に置いて、また持つ時に指を入れる所を忘れてしまい、考える事が面倒くさくなって使わなくなった。」ということをよく聞きます。

 

私が選ぶポイントとしては、

・学校で一人で使うことを考えて複雑な形ではないもの
・子どもが自分でつけやすく、使い方が理解しやすいもの
・滑らないもの。できれば、三角形に近いもの

を選んでいます。

子どもが持ち方を理解するまで、親御さんは一緒に練習したり、見てあげることが大切です!

 

三角鉛筆を使った矯正・改善

三角鉛筆

市販に売られているのは六角の鉛筆がほとんどだと思います。

六角の鉛筆

この六角の鉛筆だと、角が多いので指のお腹で支えるポイントが角ばった所とか、『点』で支えていることが多いです。

三角鉛筆

これが三角鉛筆だと、平らな面が多いので、その分指のお腹で持つ面積が増えてすごく安定しやすいです。三角鉛筆を使うと安定して持てるので、キレイな持ち方を長く保って勉強などができるようになります。

細いタイプの三角鉛筆だと、どうしても握り方が安定しない子どもさんは、太いタイプの三角鉛筆も子ども鉛筆として売られているので、握り方が安定しない場合は太いタイプの鉛筆を使ってみてください。

 

▼おすすめ三角鉛筆▼ (細いタイプ)
トンボ鉛筆 鉛筆 Yo-i もちかた 2B 三角軸 右手左手兼用 KE-EY02-2B 1ダース

サクラクレパス かきかた鉛筆 小学生文具 2B 三角 Gエンピツ2B#20 ピンク 12本

 

▼おすすめ三角鉛筆▼ (太いタイプ)
トンボ鉛筆 鉛筆 Yo-i おけいこセット 6B MY-PBE-6B

 

目玉クリップを使った矯正・改善

次にですね、目玉クリップを使って持つ方法についてお話ししたいと思います。

鉛筆に目玉クリップを付ける

画像のように、鉛筆の削った所の上辺りに目玉クリップを付けます。

持ち方はですね、このように持ちます。

目玉クリップを付けて鉛筆を持つ

このように持つことで手のひらに卵型の空間が保たれて、指のお腹で鉛筆を持つことができます。

手のひらの空間が保たれるので、指先の無駄な力が抜けて操作がしやすくなります。

今回の目玉クリップは、4cm幅のものを使ってます。5~6歳頃からこの大きさを使って、手の小さい子どもさんはこれよりも小さいものが売られているので、子どもさんの手に合ったものを選んでください。

 

ダブルクリップを使った矯正・改善

次はダブルクリップを使った持ち方です。

鉛筆にダブルクリップを付ける

画像のように、鉛筆の芯から4cmくらい離れた所に付けます。

ダブルクリップを付けて鉛筆を持つ

そして、人差し指をクリップの間に入れて、親指は黒い所に置いて支えます。

こちらも触れる面が平らで、人差し指は、両側に壁があるので安定して持つ事ができます。

全体的に力が抜けて持つことができるので、指先に集中して操作がしやすくなります。

これもすごくおすすめです!

 

斜面台を使った矯正・改善

斜面台

最後に斜面台についてお話ししたいと思います。書見台とも言われますが、百均で売られている道具を使って作れます。

<用意するもの>

ブックエンドとバインダーとファスナーテープ
・バインダー
・ファスナーテープ
・ブックエンド

<作り方>

バインダーにブックエンドを付ける
バインダーとブックエンドにファスナーテープを貼って、取り付けるだけ!

<斜面台のいい所>

斜面台で書く
目線が下向きから上向きに変わるので、背筋を伸ばした良い姿勢を保ったまま書けます。

そして、特に文字が濃い子どもさんに最適です。

傾斜台を使う事で手首が手の甲側に曲がり、指先の細かい運動のコントロールがしやすくなるので、無駄な力が抜けて操作がしやすくなります。

 

▼傾斜台(斜面台)▼
エッサンテ(Essante) ブックスタンド 13段階調節 (337mm x 240mm) 書見台 筆記台 読書台 肩こり解消 木のぬくもり折りたたみ式 軽い 移動式 多用途 (337mm x 240mm)

 

今回は、「どのような癖の方にも有効な道具の工夫」についてお話しさせていただきました。

ぜひお家で試してみて、早く子どもさんが正しい鉛筆の持ち方を習得できるように頑張ってみてください。

ありがとうございました。

 

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