健康診断で初めての要精密検査判定。マンモグラフィーで引っかりました
こんにちは、ゆきです。
年に一回の会社主催の健康診断が10月にあり、先週、職場に結果が届き受け取りました。
そのまま、開けてみると何故か茶色い封筒が!?
「紹介状…?」
健康検査成績表を開いてみると、マンモグラフィー検査に『判定E』と記入されてました。
そして結果の所には『左乳房局所的非対称性陰影』『右乳房石灰化』と記入がありました。
実は、マンモグラフィーの検査を受けたのは今年が初めて。
受けられる年齢にはなっていたのですが、授乳していたこともあり、何度か見送ってました。
で、初めての検査結果が『E)精密検査を受けて下さい』でした。(T-T)
そこで昨日、大きな総合病院で精密検査を受けてきたので、その内容を紹介していきたいと思います。
まず、病院を決めるまでしたこと。
結果にかかれていた『乳房局所的非対称性陰影』『乳房石灰化』について調べてみました。
左右を比べたときに一部分の形が違う。違う理由として、癌などの腫瘍があるかどうか。
・乳房石灰化
癌ではない。石灰化は良性と悪性がある。
分かったようで、よく分かりませんでした。^_^;
そして、病院の『何科』に行ってよいのかわからず、取り敢えず『婦人科』かなと思い、子どもたちを産んだ産婦人科を予約しようとしていました。
予約する前に、「妊婦検診の時、マンモグラフィーとかあったかな?」と不安に感じ、産婦人科のホームページを見てみると、診ている対象疾患に『乳がん』などの項目がなく、『子宮頸癌検診』は行ってありましたが、『乳がん検診』は、行ってないようでした。
乳腺炎のトラブルの際は、マッサージなどで大変お世話になったのであるものと捉えていましたが、
そこで初めて、産婦人科って婦人系の病気全て診てもらえる訳でないことをこの歳で初めて知りました。^_^;
そこから乳房の疾患は、『乳腺外来』で診てもらえることを知りました。
無知ですみません。(T-T)
仕事のスケジュールからして一週間後に行くことにしました。
「授乳やめて1年ちょっとだから、母乳がまだ吸収され切ってないのかな?」
「しこりは特にないようだけど、自分で触ってもどの弾力がシコリっていうのか基準がわかんない!」
と、「何かあるかも」との怖さはなかったのですが、いろいろ考えてました。
検査当日!再度マンモグラフィー、エコーを撮る
受付~問診
午前中が新患受付だったため、9時から診療で8時半に到着。
お見舞いで来たことがある病院で、とても大きく綺麗で、どの診療科とも最先端の医療を行なっている印象を持っていました。
総合受付の方はニコニコしているわけではありませんが、テキパキと手続きをされており、カルテを手渡され、
「5番の乳腺外来受付へ行かれて出されて下さい。」
と階数と行き方を丁寧に伝えてくれて移動。
乳腺外来の受付の方は対照的ににこやかで、
「このガウンを診察前に着てください。あちらのカーテンの待合室の奥に鍵のかかるロッカーがございます。そちらで着替えられて下には何もつけずにお願いいたします。貴重品も入れられて鍵をなくさないようにお持ちください。着替え終わりましたら、そのままカーテンの中でお待ちください。」
と案内されました。
受付の向かい側に胸くらいまでカーテンがある入り口があり、その中にはTV、ソファーがコの字に配置された6畳くらいの広い空間があり、マンモグラフィーが撮影される部屋とロッカー室へ繋がっていました。
着替えをしてしばらくすると放送で名前を呼ばれ診察室へ。
診察室に入ると、先生から紹介状の内容の確認と、
・痛みやしこりなどの自覚症状はあるか
・マンモグラフィーで引っかかった事があるか
という質問があり、
私はマンモグラフィーを初めてしたことや、自覚症状も全くなく、授乳を一年ちょっと前までしていたので今まで気がつかなかった事を伝えました。
マンモグラフィーの撮影再び
問診が終わると、
「もう一度マンモグラフィーをとって、エコーも撮ってその画像を元に診察します。」
という流れの説明がありました。
こちらの病院のマンモグラフィーでは、3D画像で深部まで撮れるとのこと!スゴイ‼
そして、マンモグラフィーを撮りに先ほどのカーテンの待合室へ。
私の前に2人いらっしゃいましたが、10分未満の待ち時間で名前を呼ばれ部屋へ。
女性の技師さんが一人で対応してくれました。
部屋は白を基調とした壁紙の明るい部屋。
撮影は、左→右を実施。
最初に上からの3D。通常のマンモグラフィーの時のように、脇の下から側方から引っ張り上げられながらの上下でサンドイッチ。
そして、
「いいですよと言われるまで息を止めます。3.2.1」
と言われ慌てて止めました。
カメラが上で左右に少し動いては止まり撮影するというように、5回くらい細切れで撮っているみたいでした。
その後は、静止画を一枚。
そして今度は横方向からの撮影。今度もあらゆる方向から寄せられて縦にサンドイッチ。
撮影は、下から上へ撮影がありました。その後静止画で一枚。
左側が終わったら右を同じ手順で行いました。
サンドイッチは、痛かったですが、健康診断の時よりも引っ張られてる感は少なかったです。
ただ、息を止める時間が思いのほか長く、十数秒かかったのが苦しかったです。^_^;
エコーの撮影~触診
その後エコー室へ行くように言われ移動。
1番下の階の曲がりくねった角に部屋がありました。
ここには各診療科からエコーのオーダーがあった患者さんが集まっていて、エコー受付でカルテを渡したら
「混み合っておりまして、40分程お待ちさせております。乳腺外来の方はこちらにどうぞ。」
と、奥に通されるとパーテンションで区切った区画があり、配慮されていました。
そして、うたた寝してたら名前を呼ばれ急いでエコー室へ移動。
受付のところに『女性の方で女性の技師が良い方はお声かけ下さい。』と書かれていましたが、希望して待ち時間が長くなるのも嫌だったので希望はしませんでした。
真っ暗な部屋でベッドに横になって待っていたら、女性の技師さんが入ってきて、ホッとしました。
やっぱり女性だと安心しますね^ ^
エコー前のジェルを塗る時、「冷たそう…」と構えていたらちゃんと温められていました♪
縦、横と満遍なく脇のところまで撮影してもらい終了。
その後また、乳腺外来へ行き検査が終わった事を伝えてカーテンの部屋で待機しました。
そして、名前をアナウンスされ診察室へ。
先ほどは、先生一人だったのが経験豊富な看護師さんもいらっしゃいました。
そして、ガウンを脱いでいざ触診!
私は座ったままで、先生が両手の指を伸ばしてくっつけた状態で下から上へ「さささささーっ」と素早く乳房全域を押しながら触診。その間5秒!
びっくりするくらいの速さで、
「えっ!セルフチェックもこんなやり方でいいのかな?そしたらめっちゃ楽ー!」
と思うくらいでした。
触診後、マンモグラフィーとエコーの画像診断
先生:「エコーを見ても特に問題はないでしょう。紹介状にあった左側、この部分だけど腫瘍らしき物は確認されなかったですね。3Dで奥も見ても無いので大丈夫でしょう。乳房局所的非対称性陰影っていうのは、検診の画像で『何か左右比べると、この部分の繊維みたいなのの形が違くないですか?』って疑いがあったってことで、紹介状の中のレベル3って表示になってます。
この3って言うのは、5段階あるうちの3で、
2は、経過観察でいいでしょう
3は、何かあるかもしれないけどないかもしれないので、再度検査しましょう
と言うものです。4、5になるにつれ良くないってことです。だから、そんなに心配されなくて良いですよ。
石灰化はですね、エコーでは分かりにくいのですが、マンモグラフィーだと、これですね。」
と、奥の画像のものを200倍に拡大!
「この点々分かりますか?」
削ぎりたての鉛筆の先でちょんと紙に書いたくらいの点が数カ所にありました。
「これが石灰化です。この数や分布の仕方を見て良性か悪性かを判断するのですが、この数と分布の仕方を見ると良性といっても良いと思いますが、これが元々あったものなのか、新しくできたものなのかによって、今後も経過観察した方が良い場合があるので、半年後にもう一度見て、またその半年後来年の今日ぐらいで再度見て変化なければ大丈夫でしょう。」
とのことでした。
私が疑問に感じた内容の質問に対しての返答
「何か質問は?」と最後に聞いてくださいましたので、以下の質問をして返答をいただきました。
取りあえず一安心かな。^_^
最後に半年後の予約をして帰ってきました。
来年の5月に再度検診行ってきます!